2011年7月15日金曜日

療養一時帰国をする隊員について

療養一時帰国、それは負傷したり、病気に罹ってしまい、受入国等では治療が
困難なため日本で治療等の処置を講じる必要があるとJICAが認めた場合に
行うことができる。

現地のどんな物でも食べ、時にはホームレスと一緒に寝て、暑い時期から
寒い時期まで、ヨーロッパを歩きまわった際にも、数えるほどしか
体調を崩さなかった私は、この制度とは縁がない。ボリビアでは高山よりも
生肉を食べてしまったりして、消化不良を起こし、健康の大切さを学んだ。

自分では体験することのないこの制度だが、ついこの間までラパスで
高山病に苦しんでいた後輩隊員がこの制度を利用して日本へ帰国した。

上に書いたとおり、私は健康で、この制度を使うことは無いと、
ボリビアへ来る前から思っていた。今回、帰国した隊員も同じような事を
思っていたそうだ。だが、実際は違った。体調が悪い日が何日も続いた。

この隊員は療養一時帰国の体験をブログに投稿している。
http://misa0130.blogspot.com/2011/07/blog-post_08.html

どれだけ健康であっても、どれだけ経験があっても、協力隊としての
生活が現地で始まれば、何が原因かわからない病気にかかることが
あるかもしれない。

「自分は大丈夫!関係ない事」と思うよりも「自分にも起こるかも」
ということを常に意識しておくべきなのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿