2012年8月31日金曜日

このブログはいったん役目を終えます

24年度春の青年海外協力隊に落ちたので、
しばらく協力隊とは縁が無くなります。

2回目の協力隊に落ちた人間としてブログを新たに作ったので、
興味があればそちらを見てください。

http://xjsako2.blogspot.jp

2012年8月16日木曜日

青年海外協力隊 不合格

24年度春募集の2次試験合格者の発表がありました。

職種別合格者数一覧

合格者数 494
登録数 76

登録とは補欠みたいなもので、繰上げ合格になる可能性があります。

コンピューター技術は36の要請に対し、最終的に21人が合格し、登録は0人でした。

実は私、春募集を受けていましたが、2次面接をパスする事ができませんでした。
登録もされていません。

理由は「二次競合または要請不適」となっていましたが、溢れている要請数からして、
希望した場所以外への合格を出す事もできるので、面接印象が悪かったための不合格だと思います。

不合格になるとこのような通知が届きます。


大まかな不採用理由


面接と同日に受けたTOEIC


大きく分けて4つの不合格理由があり、

技術的な問題
健康上の問題
語学の問題
応募者間での席の取り合い

技術的にも、健康的にも、語学的にも問題が無かったようです。

2年の間、青年海外協力隊に参加し、帰ってきたら
協力隊に不向きな人間になっていたといったところでしょうか。

今は個人で仕事を受けていますが、先の事を考えないといけませんね。
やはり協力隊へ参加するなら「現職参加」がお勧めです。

2012年8月7日火曜日

民間連携ボランティア - 人材の育成

前にも書きましたが、最近JICAは民間からの優秀な人材を
ボランティアとして派遣する仕組みを推しています。

民間連携ボランティア制度

その枠組みでは、費用に関する民間への負担の軽減について大きく触れています。

人件費補てん制度

基本給 80%補てん
賞与 80%補てん
社会保険料 給与x15.5%
退職金給与 給与x11%

上記上限55万以内

ちなみに取り扱い説明書は57ページにも及びます。
人件費補てん/諸経費支払い

この仕組みを使って応募する方たちは、無職参加と比べ
経費が2-3倍になりますが、プロフェッショナルとして
技術力の高い人たちをJICAは派遣する事ができます。

ボランティア一人を派遣するのには700万-1000万かかる
といわれていますが、これは現地職員の高額な給料も
含まれています。ボリビアでは60人程度のボランティアに対し、
20人程度の日本から派遣されたスタッフと現地スタッフが
働いていました。彼らは専門家たちのお世話もしていました。

こういったスタッフにお金がかかるので、どうせならボランティアの
人数を縮小して、よりプロフェッショナルな人たちを募集するのも
ありかと思います。

今は常時3000人ほどが協力隊員として海外で活動していますが、
1000人程度に減らして専門性を高めてみるのもいいかもしれません。

その代わり村落開発などのTHE協力隊のような職種は、なくなって
しまうかもしれませんが、協力隊のイメージそのものが将来的に
変わっているかもしれません。

2012年7月23日月曜日

帰国後の生活

3月22日に帰国、そして今日は7月23日。

ちょうど4ヶ月が経った。

帰国してしばらくは親族や知り合いへの挨拶回りをしたり、
自治体などへ報告をしたりする生活が続いた。

1ヶ月過ぎたごろ、お誘いいただいた会社の就職面接を受けたりしたが、
縁無くお断りを入れる事になったりで、主に身の回りの整理をしながら過ごした。

2ヶ月経ち、そろそろ方針を決めなければと思っていたところに、
知り合いからWeb系開発の案件をやらないかと勧められた。
しばらくのほほんとしていたが、3ヶ月も経つと生産性のある何かをしていないと
生き心地が悪く、勧めてもらった案件をする事に。

ワードプレスを用いたWeb制作プラスアルファの仕事、
これが思いのほか面白く、しばらく関わることになった。
それから1ヶ月が過ぎ今日に至る。

本当は、青年海外協力隊に参加したことがあるという強みを生かした
仕事に就きたいと思っていたのだが、結局は参加する前までに
積み立ててきた自分のスキルを使う仕事をしている。

なかなか難しいものですね。

2012年7月5日木曜日

24年度、春募集の1次の合格発表

24年度春募集の1次選考の合格発表がありました。

【平成24年度春募集】職種別一次選考合格発表

要請数 「1109」 に対し 「1550」 の応募があり、「8」の辞退があったため
受験数 「1542」 に対し 「1022」 の合格があったようです。

クロスロード2012年7月号によると、2012年4月末時点で
派遣中の隊員数は 「2169」人となっています。
派遣年数は2年ですので、年間の派遣数は約 「1084」 という事になります。

協力隊では年2回の募集をしており、春募集での予想合格者は 「542」 です。
合格後に辞退する人も多数いるようですから、実際はもう少し多いでしょう。


受験数 「1542」 、1次合格者数 「1022」、 最終予想合格者数 「542」


要請数に対して応募が多い職種は、必然的に落とされる人も多くなります。

職種 要請数(応募数)[1次合格者数]

村落開発普及員 78(256)[135]
青少年活動 28(232)[65]
環境教育 33(95)[54]
日本語教師 35(108)[76]

我がコンピューター技術はというと2割ほどが落とされたようです。

コンピューター技術 36(35)[29]


2次選考の合格者発表は8月です。
たくさんの人が受かる事を願っています。

2012年6月18日月曜日

24年度、春募集の内容

青年海外協力隊の春募集がありました。

http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/

これによると1109人の要請に対し1550人の応募者があったようです。
去年から応募人数が落ち込んだようですが、今年も去年と同じ水準になりそうです。

去年
青年海外協力隊、応募者数が大幅減 震災など影響か

以前はこんなにはっきりと待遇を書いていなかったと思いますが、今は待遇について詳しく知る事ができます。
待遇と諸制度

平たく言うと、

・渡航費出します
・現地で怪我した時の医療費出します
・生活費出します(国別で1ヶ月280~760米ドル程度)
・住居費出します(その国で決められてる上限まで)
・もろもろ手当て出します(無職・雇用保険無しで月8万5千円)

こんなところです。

基本的に一部の職種を除けば、要請数よりも応募者の方が少ない職種がほとんどです。

職種 要請数(応募数)

村落開発普及員 78(256)
青少年活動 28(232)
環境教育 33(95)
日本語教師 35(108)

などが要請も多いが応募も多い代表格

我がコンピューター技術は36の要請に対し35の応募。
私が応募した時も同じぐらいの数でした。

経験上1次では健康面などで1-3割程度が落とされます。
そのため1次をパスすると、リストにあるほとんどの職種では
人が足りないため受かりやすくなっています。

現在JICAでは、より良い人材を求め、現職参加制度を推しています。
世界に出ようとしている企業にとって、海外を知る社員が欲しいところです。
能力のある人をいきなり取ってくるのは難しく、社内で育てるのもまた難しい。
そんな企業の人材に2年間ボランティアとして参加してもらい、
JICAとしては優秀なボランティアを呼び込め、
企業としては海外へ出るための人材を育てる事ができる、
そんな仕組みを検討しています。

日本では留学生を積極的に採用して国際競争力を高める準備をしている企業が増えています。
国際化が進んでいる中、これはなかなか面白い提案だと思います。

2012年3月22日木曜日

帰国までのスケジュール

帰国直前の隊員はとっても忙しい。
スケジュールをメモしておきたい。

私の派遣期間は2010年3月23日~2012年3月22日となっていた。

3月17日、ラパスからサンタクルスへ帰国報告のため移動。
3月18日、帰国報告
3月19日、表敬訪問
3月20日、ボリビア出発36時間の旅の始まり
3月22日、日本の成田へ到着 ペルー、アメリカの2空港を経由
3月23日、帰国研修1日目
3月24日、土曜日
3月25日、日曜日
3月26日、帰国研修2日目
3月27日、帰国研修3日目
3月28日、途中入社面接
3月29日、実家に帰省

ざっとこんな感じであった。
3月17日の前は引越しの準備や挨拶回りなどにも時間が取られ、
ほとんど活動らしき事はできない。

現職参加の皆様はほとんどが4月から会社勤め。
その他はアルバイトしたり、学校行ったり、旅行したり人それぞれ。