前にも書きましたが、最近JICAは民間からの優秀な人材を
ボランティアとして派遣する仕組みを推しています。
民間連携ボランティア制度
その枠組みでは、費用に関する民間への負担の軽減について大きく触れています。
人件費補てん制度
基本給 80%補てん
賞与 80%補てん
社会保険料 給与x15.5%
退職金給与 給与x11%
上記上限55万以内
ちなみに取り扱い説明書は57ページにも及びます。
人件費補てん/諸経費支払い
この仕組みを使って応募する方たちは、無職参加と比べ
経費が2-3倍になりますが、プロフェッショナルとして
技術力の高い人たちをJICAは派遣する事ができます。
ボランティア一人を派遣するのには700万-1000万かかる
といわれていますが、これは現地職員の高額な給料も
含まれています。ボリビアでは60人程度のボランティアに対し、
20人程度の日本から派遣されたスタッフと現地スタッフが
働いていました。彼らは専門家たちのお世話もしていました。
こういったスタッフにお金がかかるので、どうせならボランティアの
人数を縮小して、よりプロフェッショナルな人たちを募集するのも
ありかと思います。
今は常時3000人ほどが協力隊員として海外で活動していますが、
1000人程度に減らして専門性を高めてみるのもいいかもしれません。
その代わり村落開発などのTHE協力隊のような職種は、なくなって
しまうかもしれませんが、協力隊のイメージそのものが将来的に
変わっているかもしれません。
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