2011年3月3日木曜日

同僚の任期短縮、他の任期短縮

ボリビア国立統計院は私が青年海外協力隊のボランティアとして派遣された職場です。
私が来たときには既に1人のボランティアが働いていました。同じコンピュータ技術で
データベース関係の仕事をしており、21年度2次隊で私より半年早く活動を始めていました。

この先輩隊員はアウトドアの好きな人で、山登りやトレッキングへよく出かけていました。
去年、トレッキングへ誘ってくれた時は、直前で私が体調を崩し、残念ながら参加
できなかったですが、また3月12日にTAKESIという場所へトレッキングをしに行こうと
誘ってくれてました。そして、今度こそボランティア仲間何人かと1泊2日で行く予定でした。

それが突然、残り7ヶ月の任期を短縮して、3月2日に日本へと帰国しました。
そして、時を同じくして、彼の彼女のボランティアも任期を短縮して日本へ。

2月にはオルロで活動していたボランティアが任期短縮をしており、
私が派遣されてから実に計5人ものボランティアが任期短縮して日本へ帰りました。

日本で一緒に駒ヶ根で訓練を受けた仲間も、派遣されてから2人が任期短縮をしています。

任期短縮は通常何らかの問題があって行われるので、既存のボランティアたちには
知らされません。そのため、知らない間にボランティアが消えて行きます。
JICA事務所に問い合わせても、諸々の事情により、何も教えてもらう事ができません。
今回はたまたま、私と同じ職場の人の任期短縮なので、事前に知ることができました。

ただ、突然の任期短縮の知らせだったので、お別れの場を作ることもできませんでした。
とても残念です。職場の許可をもらい、空港へ見送りに行ってきました。

いったいどんな事があって任期を短縮する事になったのか。。。
彼も、その彼女も、交通事故や強盗などで傷を負ったわけでなく、
見た目は元気そうだったのがせめてもの救いです。

青年海外協力隊ではさほど危ない地域に派遣されるわけではありませんが、
これだけのボランティアが帰国を早めるというのは、やはり途上国での暮らしは、
それなりにリスクが高いということなのでしょう。

2011年3月2日水曜日

TINKU!