2011年12月31日土曜日

言語という宝物

青年海外協力隊に参加する事で得られる事はたくさんある。
その中でもスペイン語を学んだ事は、私にとって一生の宝になると思っている。

高校を卒業して、家族に無理を言って、カナダで学ばせてもらった。
この時学んだ英語は、今とても役に立っている。

カナダから帰国し、日本で仕事を始めた時から英語とは疎遠になり、
話す機会も無くなり、そのまま消えかけていた。日本では、仕事が生活の
かなりの部分を占める。仕事で使わない物は、自分の中で生き続けるのは難しい。
趣味として大事にしていかない限り。

ボリビアに来てから、スペイン語生活が始まった。スペイン語を話す人たちとの
コミュニケーションは難しく、時には何も理解できないままの事もある。
私は感覚で言葉を覚える。テストには向かないが、より現地の人と同じ感覚で
生活するにはこの方がいいし、感情を含めて覚えた言葉は忘れにくい。
英語も8年程、会話する事から離れていたけれど、すぐに戻った。

2年という年月は新しい言語がだいぶ理解できるようになるのに丁度いい期間だと思う。
言葉を通じていろいろな事が見え始める。以前には見えなかった事も見える。
人との交流もスムーズになり、より深い意思疎通ができるようになる。

言葉を通じて様々な人に出会う。育ってきた環境が全く違う人たちと新たな
「泣き笑い」を経験する事ができる。これは人生に大きな刺激を与える。

個人的な意見ではあるが、日本で言語を学ぶことは難しい。試験のための
勉強ならできるが、会話となるとたどたどしい言葉を聞いてくれる人はいないので、
学校に通うしかない。学びに行くための時間を確保するのも難しく、授業料も高い。

ボリビアの人たちは、時間感覚が日本と違い、会話がたどたどしくても、
異国の人間と話す事自体を楽しんでくれるので、ストレスを感じる事は少ない。

言葉を通じて人と知り合え、新たな体験ができる。
スペイン語は確かに宝物として私に溶け込んでいる。

2011年12月30日金曜日

宗教観

ボリビアはキリスト教、ローマ・カトリックが主流。
仏教は見当たらない。

今の日本のどのぐらいの人が本当に宗教を信仰しているのだろうか。
宗教の教えなど忘れてしまうぐらい、普段の生活では触れない人が多いと思う。

日本では確固たる宗教を信仰していなくても、漠然とした信仰があり、
基本的な道徳はその漠然とした何かによって守られている。
私の周りの若い世代は、熱心に一つの宗教を信仰している人はいないが、
人間として善悪の分別はつくし、基本的にいい人たちだ。

しかしながら、冠婚葬祭などの儀式では、宗教の儀式を取り入れる。
人が死ねば坊さんを呼ぶし、お墓も立てる。昔から行われているので、
だれもが無意識に、違和感無く、従う。

結婚式などを見ると、既に宗教観は崩壊しているように思える。
教会でウェディングドレスを着るのが当たり前。人がこれがいい、
これがきれいだ、と思う欲望がそのまま反映される。

日本では宗教とはただの伝統で、人は今の世の中でより目の前に見えている
経済を宗教のように崇めているように思う。生きていくためにはお金を
中心とした考えにならなければならない仕組みになっている。

ボリビア人と話すと、宗教を深く信じる若い人はやはり減っているそうだ。
現代の波がそうさせているのだと思う。小さな頃から親に連れられて
教会に行ってるからその習慣が残って、今もたまに教会に行ったりする。
でも、日本人が習慣的に初詣に行くようなもので、特に深く考えているわけではない。

宗教が無くなる事は決して無いが、希薄化はこれからどんどん進んでいくだろう。
そしてより生活の中で重要だと思うものに意識が移行していく。

パチャママ(Pachamama)にビールを捧げながら。

2011年12月29日木曜日

ボリビア国家機関の年末休暇

去年も今年も変わらず年末は活動先にいる。
残り3ヶ月のうち1ヶ月ほど旅行に出てみたいところだが、まだ計画は白紙。

この活動先である国立統計院に来てから思うのは、国民的休日が少ない事。
日本のゴールデンウィーク、夏季休暇、年末のような1週間程度の休みが無い。
12月は26日が24日(クリスマス休日、土曜)の代わりに休みに、また1月は2日が
1日(新年休日、日曜)の代わりに休みになっただけで、その他は通常通り。

では長期休暇は無いのかというとそうではなく、有給を使うことになる。
統計院では年2回、2週間の連続した休暇を取る事が許されている。
これを年末と夏季(ボリビアでは乾季)に使う人が多い。日本のように
みんな一斉にではなく、一つの部署から人が居なくならないよう
ある程度時期がかぶらないようにする。学校の休暇も長いので、
それで上手く回ってるようだ。

現在の技術部の様子はというと、約1/3が休暇を取っており、入れ替わりで
1月半ばぐらいまではそんな状態が続く。

ボランティアの休暇は活動先が許せば無限に申請する事ができる。
実際、職員よりもかなり緩いと思う。未だ長期休暇は申請したことは
無いのだが、他の隊員の話を聞いたりするとそうだし、これまで
体調不良のための休みや歯科目的の早退などを申請すると、
あっさりと許可してもらえている。

この2年間でたぶん30日以上そういった関連で普通の日に休んでる。
来た当初は本当に酷かった。

去年の年末はガソリン値上げ問題でJICA事務所から自宅待機と命令され、
ラパスに同期を迎える予定が、1人で寂しく新年を祝う事になった。
今年は踊りのメンバーと過ごす予定で、ボリビア流を見ることができそう。

2011年12月27日火曜日

なぜ青年海外協力隊が叩かれるのか

現在派遣されているボランティアの数は3000人を超えるぐらい。
噂では一人にかかる予算は2年間で1000万円。ってことは1年500万。

3000人×500万=1500000万=150億

本当に単純計算で150億円。


財務省のページに予算関連が載っている

平成23年度 財政法第46条に基づく国民への財政報告
http://www.mof.go.jp/budget/report/46_report/fy2011/h23c.htm

財務省所管ODA予算
http://www.mof.go.jp/international_policy/economic_assistance/oda/oda_budget.html

これらによると、JICAの予算は1,457億円らしい。
JICAの一部である青年海外協力隊事業にかかる費用は約10分の1程度。

コンピュータのプログラムを書く時、実際によく使われる動作部は2割で
後の8割は使われない部分になる、と言われる。

JICA予算も同じで、とっても金がかかる事業は他にあるだろう。
しかしながら、そこが青年海外協力隊事業ほど叩かれる事はない。
他を削減すれば協力隊事業の150億ぐらい削減できるかもしれないのに。

では、なぜ協力隊が叩かれるのか。それはきっと叩きどころが分かりやすいから。
討論になれば必ず勝てるので議員は見た目がいい。受ける側も他の予算が
より多い事業に焦点を当てられず、規模の小さい予算の削減で済むから。
だと私は感じている。

最後に青年海外協力隊の総括調査表なるものがあったのでリンクを貼っておく。
http://www.mof.go.jp/budget/topics/budget_execution_audit/fy2010/sy220629/2206d_11.pdf

ちなみにODA全体の予算は5,727億円。
1兆円の頃もあったので、半分ぐらいまで減っている。
でもドル換算(120円の時期と今の80円を比較)するとそれほど変わってないのかもしれない。

ボリビアでは戦争を意識する事は無い

世界では今もなお戦争は起こり、火種は様々なところに潜んでいる。
戦争が起きている国は悲惨だ。人々はまるで存在価値が無のように扱われる。
人権など無い、あらゆる「やってはいけない」と教えられた事が行われる。

最近戦争に関する映画を見た。

El señor de la guerra (Lord of War)
ニコラス・ケイジが主演のソビエト連邦崩壊前後の武器密輸の話。

5 Dias de Guerra (5 Days of War)
グルジア紛争の話。

中東、旧ソ連、アフリカなどはいつも何かが起こっている。
鉱物、燃料など利権が絡む物が取れる国は多くの国がちょっかいを出してくる。
資源の無い国は誰も絡まず放置。

南米では、中米に近い場所を除き、戦争の火種というものは無いように感じる。
ボリビアが隣国、ペルー、ブラジル、チリ、アルゼンチン、パラグアイと
戦争が始まるようには思えない。昔の戦争の話はよく聞くが。

南米で一番貧しいと言われるボリビアだが、アルゼンチン、ブラジルに大量の
ガスを輸出し、今も鉛を中心に鉱物の輸出が盛んで、ウユニ塩湖には次期の収入の
中心となるであろうリチウムが大量に埋まっている。昔であれば、これらの資源を
狙い周辺各国が動く可能性もあるだろうが、現代ではもう戦争を仕掛ける
きっかけも無いだろう。

内紛も起こる雰囲気はない。政治色の強い国ではあるが、弾圧されるほどの事は無く、
国民は色々不満を言いながらも、それほど自分の生活が悪いとは感じていない。
時々、団体が道路いっぱいに居座って集会を行うこともあり、そういうったことで
フラストレーションを発散しているのだろう。もし、集会を弾圧すれば政権が
すぐに崩壊してしまうだろうというのは、これまでの様々な集会を見てきてわかった。
何か政府に対して言いたいことがある時、大規模な集会で訴える。これが確立されている。

戦争は人間がこうして生きるべき、というのを一時的に全て覆す。
戦争から返ってきた人間の多くは、現地での経験の後遺症に悩まされる。

ボリビアには今、戦争になりそうな事は見えない。

JICAボランティアは戦争が起きている国には派遣されない。
しかし、その隣国に派遣される事はありうる。もし、紛争が隣国に影響を及ぼす
可能性があれば、活動は難しいものになる。そういった心配がないボリビアは
ボランティアとして派遣される途上国の中では恵まれている方なのかもしれない。


2011年12月23日金曜日

ボリビアのクリスマスの変わった行事

活動先はラパスのメインスタジアムのすぐ側にある。
今日、職場へ行くとながーーーーい行列がスタジアムに向かってできていた。

この日は、貧しい家庭の子供たちにおもちゃを配るイベントの日だった。
スタジアムには2万人ほどの家族が入ったんじゃないかと思う。
おもちゃはだいたい人形とか20-30cmぐらいの車だとか、高くはないが、
安くもない感じの物が多い。

初めて見た時は、クリスマスってすごいな、と思ったものだ。

明日は24日。去年は職場の同僚の家にお呼ばれした。
今年は踊りの仲間の知り合いの家にお呼ばれする。
日本のそれとは大きな違い。

国立統計院で働く人たち (ちなみに国の機関ですよ)

国立統計院はボリビア全土の様々な分野における統計を扱っている。
全体で400人ほどがコアで働いている、ボリビアでは大きな機関である。
ある種のリサーチをする時は、大量のアルバイトを雇用する。

その機関のテクニコ、すなわち技術部に私は席を置いている。
そこで、ほぼ何でも屋的な事をやっていたのだが、今は何もしていない。
毎日来ては、自分の席でただ一日が過ぎるのを待つ日々が続いている。
残り丁度3ヶ月、どう行動していくのか、考えなければならない。

配属された当初、部署のトップが私のカウンターパートだった。
彼にこれまで仕事でしてきた事のリスト、履歴書の様な物を求められ、
それを元に私がここで何をするのかを決めるようだった。
初っ端から技術の移転などは求められておらず、一人の働き手として、
その部署で働く人の一人としての働きが求められるようだった。
そして、部署には素晴らしい才能を持った人たちがいた。

働き始めてから、ちょくちょく雇用や解雇の話を聞いていた。
技術部でなく、人事部やあちこちたくさんの部署で。
ボリビアではよくある事と聞かされていたが、その中に知り合いは
一人もいなかったので、あまりピンときていなかった。

ところが、今年始め、活動が始まってから8ヶ月が経ち、
カウンターパートが来なくなった。隣の席の同僚に聞くと「辞めた」と。
私は知らされていなかったが、辞める際は、2週間前ぐらいに言うらしい。
重要なポジションでなければ1日2日前でもいいらしい。

初めての知り合いの、しかもカウンターパートの退職。動揺した。
しかし、次にカウンターパートになったのは、私がとても優秀だと
感じていた同い年の同僚。人望、性格、能力すべて申し分なく、
部署のトップになるのではないかと思っていた。

そんな折、国立統計院のトップが変わり、それに伴った大量退職が始まった。
トップが変わると、各部署のトップもほぼ入れ替わるらしい。
まるで野球の監督が変わったらコーチも総入れ替えのような感じ。
前のカウンターパートはきっとそれを予期していて、先に辞めたのだろう。

約9ヶ月間、技術部のトップは不在だった。上層部が決められなかったから。
カウンターパートが適任だと誰もが思っており、本人もやる気はあったようだが、
最後までトップ代理だった。

カウンターパートは10月に辞めた。部署トップにはなれないと悟ったのだろう。
他の同僚が新たなカウンターパートとなったが、既にカウンターパートとして
機能はしておらず、ただの同僚だった。

統計院のトップが変わってからたくさん辞め、たくさん雇用された。

そして、11月終わり、部署に新たなトップがやってきた。そして再び、
履歴書のような物の提出を求められた。仕切り直し、らしい。
しかし、小さな仕事以外の、具体的な長期プランの仕事の申し入れはなく、
現在まで至る。12月は様子見のような時期なのか、もう何も無いのか。

ついこの間までアルバイトで3ヶ月ほど雇われていた2人がいた。
おもに雑用係で、PCの掃除などをやっていた。通常ならフルで使われるのだが、
例えば他の部署が忙しくて掃除をさせてもらえなかったら、一日中PCの前で
座っているだけで終わっていた。時間を潰すだけ。そんな折り合いの
つかない日が多分1/3はあったと思う。

長年働いている人もそれなりにいる。20年、30年同じように働いている人。
それらの人は部署のトップにはなれない。それもと、トップに
なりたくない人が残っているのだろうか。

なんだかとんでもない物を見せられてる気がする。
そしてそれでも何とかなるのだと。
少なくともこれまでは。

2011年12月22日木曜日

翻訳 (福島の中心は解体に40年かかる)

El Diario

http://www.eldiario.net/noticias/2011/2011_12/nt111222/0_06ptd.php

Central Fukushima sería desmantelada en 40 años

desmantelada 解体される

福島の中心は解体に40年かかる

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日本政府は昨日、福島原子力発電所(北西)の施設の状態は劣悪で、解体に最大40年かかるとするロードマップを発表した。

3月11日の地震と津波によって影響を受けた原子力発電所の燃料の除去は2年以内に開始され、それまでの間は原子炉とプールの冷却を強化すると、この作業プログラムの管理者は述べた。

El Gobierno de Japón presentó ayer una hoja de ruta para la central nuclear de Fukushima (noroeste) en la que explica que el desmantelamiento de la planta se hará en varias etapas que tardarían hasta 40 años, por el mal estado de las instalaciones.

una hoja de ruta ロードマップ
varias etapas 複数のステップ

La retirada de combustible de la planta nuclear, afectada por el terremoto y tsunami el pasado 11 de marzo, se iniciará dentro de unos dos años, mientras tanto se reforzarán los sistemas de enfriamiento para reactores y piscinas, según el programa de trabajo presentado por el Ejecutivo nipón.

La retirada 撤退、除去
combustible 燃料
enfriamiento 冷却
reactores 原子炉

2011年12月20日火曜日

協力隊は現職参加がお勧め

協力隊隊員の中で大きな違い、それは現職参加であるかどうか。

活動期間が残り3ヶ月ほどになると、多くの隊員は帰国後の事を心配し始める。
日本に帰ってからの生活について、主に進路について。協力隊OBの就職先が
あまり無く、帰国後フリーターや引きこもりになるケースがよくあると聞く。

帰国後直ぐの行動は人によって違い、国内積立金が200万近く貯まっていることから、
数ヶ月ゆっくりする事を選んだり、積立金が少しでも目減りするのを嫌い、
次の日から就職活動したりする。私の場合は、旅をするか、きっと後者になる。
36歳で貯金200万じゃ。。。ね。早く支える人でも見つけないと、だらだら(生)行きそう。。。

こういった煩わしい心配をしなくていいのが現職参加。帰国後の進路は元の会社や学校。
任国に居る間、多少の会社への配慮が必要になるだろうが、戻る場所がある安心感は最強。
まぁ、任国での活動で、新たにやりたい事が見つかってしまった人には、相当の足かせの
制度になってしまうが、そんなことはほとんど無いと思う。

JICAとしても大量の帰国隊員を相手に、再就職の斡旋を行わずに済むのでありがたい。

正直、現職参加制度に応じてくれる民間の会社は従業員数100人以上だろう。
多くは1000人以上の大所帯の所じゃないだろうか。なぜなら、従業員数10人の
会社が25-35のバリバリの働き手をおいそれと2年も出せるはずが無いから。
「社会貢献」という名目が掲げられる余裕がある所だけ。

日本人はまじめだから、会社に迷惑をかけたくないと、現職参加を
許してくれるような会社を辞めてきたりする事もある。自分にプレッシャーを
かけておきないのだろうけど、私からするともったいない。

回りの現職参加の皆様は、やはり私などの無職参加と違って、
目の前の事に集中できている気がする。活動に、旅行に、趣味に、
帰国間近でもどんどんやれている。

進路が決まっていないと、いろいろな可能性を見てしまう。
何ができるか。これまでと同じような仕事を探すのか、それともここで得た
経験を基に他の可能性を探るのか。何の目的で探すのか、生きがい?お金?

途上国に生きると、益々お金のために生きる事に違和感を感じるようになる。
高給取り?魅力的?なんだかなぁ。

私は2007年9月にIT関係の仕事を辞めて、いろいろと可能性を探ってきた。
しかしながら、どうしてもこれがしたいという他の業種は見つかっていない。
日本に戻る頃には、IT業界から離れて4年半になる。年齢も考慮して、
たぶん、雇用してもらえるギリギリの境界線になるだろう。
独立してやっていくにも、ギリギリだと思う。

んー、悩みは尽きない。


2011年12月19日月曜日

翻訳 (障害者たちは、ラパスへの行進の再会を期待する)

Los Tiempos

http://www.lostiempos.com/diario/actualidad/nacional/20111216/discapacitados-preven-reanudar-esta-jornada-marcha-hacia-la_153596_319393.html

Discapacitados prevén reanudar esta jornada marcha hacia La Paz

Discapacitados 障害者
prevén 予想する、期待する
reanudar 再開する

障害者たちは、ラパスへの行進の再会を期待する

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障害者のリーダー、Juan José Vera は金曜、3000ボリビアーノス(約430ドル)の年間障害者手当を求めるラパスへの行進を再会する準備ができていると述べた。

Vera は Bolivisión(テレビ局) に、この圧力は今後、政府の拒否を要求の受け入れへと急進されることになる、と話した。

リーダは、セクターが要求している手当は障害のため働けない人だけに対してであるとした。「私は手当は必要ないが、仲間の多くは必要としている」と続けた。

しかしながら、TVB(テレビ局)によると、la ministra de Transparencia (透明大臣?業務を透明化する省だと思われる)の Nardy SuxoNardy Suxo は、これらの人々は政治目的に使われていると非難した。

また、エボ・モラレス大統領やアルバロ・ガルシア副大統領の各自が言うように、障碍者手当てに予算を割り当てるのは不可能であり、それは他のセクターから予算を引くことを意味する。

しかし、モラレスはセクターコーディネーターたちに対し、延期された選挙の党の補助金である4000万ボリビアーノスを基にプロジェクトベースで作業するよう指示を出した。

El dirigente de las personas con discapacidad, Juan José Vera, informó el viernes que durante esta jornada tienen previsto reanudar la marcha con dirección a la ciudad de La Paz, en demanda del pago de un bono de 3.000 bolivianos.

Vera, en contacto con Bolivisión, manifestó que las medidas de presión se irán radicalizando en los siguientes días, ante la negativa del Gobierno de acceder a su petición.

radicalizando 急進する
petición 要求する

El dirigente aclaró que el bono que demanda su sector sólo está destinado a aquellas personas que por su incapacidad física no pueden trabajar. "Yo no necesito el bono, pero muchos de mis compañeros sí", dijo.

Sin embargo, la ministra de Transparencia, Nardy Suxo, según TVB, denunció que este grupo de personas está siendo "utilizado" por sus dirigentes con fines políticos.

denunció 非難した、通知した

Asimismo, tanto el presidente Evo Morales como el vicepresidente Álvaro García, afirmaron, por separado, que es imposible disponer de recursos económicos para asumir el pago de dicho bono, pues esto significaría restar ingresos a otros sectores.

restar 引く

Empero, Morales, pidió al sector organizarse en una coordinadora para trabajar conjuntamente en proyectos que los beneficien con una base económica de 40 millones de bolivianos, provenientes de la subvención a partidos políticos en época electoral que quedó suspendida.

Empero しかし、しかしながら

青年海外協力隊で虫歯になったら (3)

虫歯の治療が完了しました。

虫歯って本当に嫌ですねぇ。細胞器官と違い治癒する事が無いので、
虫歯になった場所は近代的な歯に見える材料で穴埋めしていく。
綺麗なものでパッと見では一度削った歯とは判断つかない仕上がり。
まるで口の中でリフォームが行われているよう。

歯のレントゲンを取ると、自分の口の中は偽りで、作られた
パーツばかりなのだと思い知らされる。

今回、虫歯と判断され治療された箇所が11箇所。そのうち3箇所が
深刻だった。差し歯になる事は免れたが、それも遠い未来ではないかも。
歯茎の位置も退化してきているらしい。まだ歯はグラついていないが、
手入れを怠ると、歯が抜けるよ、と脅しをかけられた。

かかったお金は「8497,70」ボリビアーノス。
ドル換算レート、1ドル=6.90ボリで計算すると、「1231.55」ドル。
円換算レート、1ドル=78円で計算すると、「96061」円。

保険が利く10万円ギリギリで収まった感じ。
あと1箇所虫歯があればアウトだったかも。

治療中の医療費は自分で払う必要があり、お金が返ってくるのは
治療を終えて、提出に必要なドキュメントと領収書を提出してから。
元々、それなりにお金は準備していたけれども、かなりギリギリの
状態で、今は金欠。全財産1400円ぐらい。食事の誘いに気軽に返事できない。

「日本人は歯並びが悪いので、3ヶ月に1度は歯医者で検査してもらうのがいいですね。」
と日本で学んだ事のある先生に言われました。

皆さまも歯はお大事に。

2011年12月15日木曜日

翻訳 (日本人ボランティアが若者を鍛える)

El Diario

http://www.eldiario.net/noticias/2011/2011_12/nt111214/5_14nal.php


Voluntarios japoneses capacitan a jóvenes

日本人ボランティアが若者を鍛える

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プログラムの責任者である Yasuhiro Denis によると、日本人ボランティアが、健康、教育、環境問題、そして農業や文化の発展などを若者と教師に教えている。

国際協力機構(JICA)から、ラパスで13人のボランティアが複数の組織で働き、ボリビア全体で56人いる。

若者や先生に寄与する事で、その技術をさらに知り合いにへと広げることができる。

「ボランティアたちは高い技術を伝授する、そのため彼らは都市で働いているのです。」と Sano は言う。

職業訓練校 「アヤクチョ」

これらのボランティアの活動を知るため EL DIARIO は職業訓練校アヤクチョへ行き、どのように新しい技術の伝授やラパスの文化の共有がなされているかを見てきた。

訓練校の José Apala 学長はボランティアたちが提供するコースは工業機械に基づいたものやデータアナリシスと関連しており、非常に重要である、と述べた。

「若者や先生へのトレーニングは一つの効果的な発展であり、例えば、トレーニングの中で、雇用保障のメカニズムを知ることはとても重要な事である」と続けた。(意味がよく理解できず。。。)

そして、先生たちは経験から、熟練した技術者から指導を受ける事の重要さを語った。


Voluntarios del Japón enseñan a jóvenes y docentes sobre temáticas de salud, educación, medio ambiente, e imparten capacitación técnica en agricultura y desarrollo cultural, según dijo el responsable del Programa, Yasuhiro Denis.

La Agencia de Cooperación Internacional del Japón (JICA), viene trabajando en el departamento de La Paz con 13 voluntarios en diferentes instituciones y 56 de estos también se encuentran en todo Bolivia.

Esto con el fin de coadyuvar con conocimientos a jóvenes y docentes para que estos puedan trasmitirlos a sus conocidos.

“Los voluntarios trabajan para capacitar a todas las personas a nivel técnico, es por esta razón que estos están trabajando en la ciudad”, dijo Sano.

INSTITUTO TÉCNICO “AYACUCHO”

Para observar el trabajo de estos voluntarios EL DIARIO pudo evidenciar en el lugar como se desenvuelven estos enseñando nuevas técnicas y compartiendo las costumbres de los paceños, en el instituto tecnológico Ayacucho.

Por su parte el licenciado José Apala rector de esta institución, señaló que los cursos que brindan estos voluntarios es de vital importancia ya que estos apoyan mucho en las materias de mecánica industrial y análisis de sistemas.

“las capacitaciones a jóvenes y docentes son un paso al desarrollo productivo, en las capacitaciones es muy importante conocer todos los mecanismos de seguridad que emplean por ejemplo”, dijo.

Por otro lado, los docentes comentaron sus experiencias y reconocieron que es muy importante recibir instrucción de personas tan capacitadas.

2011年12月14日水曜日

翻訳 (エルアルトにて、4日間で3人が首絞め強盗に殺された)

Página Siete

http://www.paginasiete.bo/2011-12-14/Nacional/Destacados/37Seg00114-01.aspx

En El Alto cogoteros matan a tres personas en cuatro días

エルアルトにて、4日間で3人が首絞め強盗に殺された。(直訳なら「首絞め強盗が3人を殺した」なんでしょうけど、日本の新聞だったら殺された方が主語になりますよね?)

Los investigadores aún no dan con los autores
Las víctimas aparecieron en terrenos baldíos. La Policía no descarta que se trate de una misma banda.

捜査班はまだ犯人の特定していない。
犠牲者は空き地で見つかる。警察は同一グループの犯行とみている。

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警察は昨日、エルアルトで首絞め強盗グループの被害者とみられる25歳の男性の死体を発見した。

警察に発見された首絞めにあった痕跡が残る死体は、週末から数えて、これで3件目のケースとなる。月曜に76歳の女性と25-30歳ほどの若い男性が被害にあっている。

エルアルト地区の特別警察(直訳で「犯罪と闘う当局スペシャルフォース」)(FELCC)は公式コメントとして、首に血のスジがある男性遺体を運ぶため、殺人課と検察がエルアルトのParcopataに設置された。遺体は空き地で見つかったと補完した。

続きは各自で。

La Policía de El Alto halló ayer el cadáver de un joven de 25 años que supuestamente fue víctima de una banda de cogoteros.

Este es el tercer caso, desde el fin de semana, de personas fallecidas que fueron halladas por la Pólicía con signos de haber sido cogoteadas. El lunes fueron una mujer de 76 años y otro joven, entre 25 y 30 años.

Autoridades de la Fuerza Especial de Lucha Contra el Crimen (FELCC) de la urbe alteña informaron oficialmente que personal de homicidios y del laboratorio técnico científico se constituyeron en la localidad de Parcopata, aledaña a El Alto, para proceder al levantamiento legal de un cadáver de sexo masculino, que presentaba un surco equimótico en la región del cuello. El informe complementó que el cuerpo sin vida se encontraba en un terreno baldío.

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Hasta ayer, la persona que se encuentra en la morgue del Hospital de Clínicas no había sido identificada por sus familiares.

El primer hallazgo se produjo en la zona San Luis Pampa, donde policías de la división Homicidios hicieron el levantamiento del cadáver de una comerciante de 76 años de edad, a la que sus agresores golpearon antes de asesinarla sin compasión.

La víctima fue identificada por sus familiares, quienes aseguraron que no tenía ningún enemigo, ni persona con la que tenía algún problema.

El segundo caso se registró poco después, en la zona Villa Bolívar Municipal, donde en otro terreno baldío los policías encontraron el cuerpo del joven.

Esta víctima tenía características similares a la señora, con un surco equimótico en el cuello.

Los tres casos se encuentran en estado de investigación. La Policía realiza un intenso rastrillaje, no se descarta que podría tratarse de la misma banda.

Anunciaron ayer que las indagaciones están adelantadas y que se sigue de cerca la pista de los autores, sin embargo, los avances se mantienen en reserva para no alertar a los delincuentes. Por la tarde, otro grupo de delincuentes ingresaron a un domicilio y se llevaron 30.000 dólares y 3.000 bolivianos.

翻訳 (極度の貧困がボリビアでは存続する)

El Diario

http://www.eldiario.net/noticias/2011/2011_12/nt111214/0_01ptd.php

En Bolivia persiste la extrema pobreza

極度の貧困がボリビアでは存続する

• Yoriko Yasukawa sostiene que se debe impulsar el desarrollo humano, junto a la equidad y protección del medio ambiente.

Yoriko Yasukawa は公正、環境保護と共に人間開発が促進されなければならないと訴えかける。

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ボリビアは未だ高く推移している貧困の指数を下げなければならない。人間開発の報告書によると、520万人が劣悪な環境に住み、270万人が極貧の状態で生きている。さらに、教育や環境保護に関しても改善を示唆している。

国連常駐コーディネーターであり、PNUDボリビアの常駐代表である Yoriko Yasukawa は政府当局に対しこの比率を改善するため、ドキュメントに示された国内各所の人間開発の例を取ることを勧めた。

また、4分の1が小学校を終えず、2分の1が高校を卒業せず、そして1万4千人が1歳の誕生日を迎えずに死亡しているとした。


Bolivia debe bajar los índices de pobreza que aún se encuentran muy altos, ya que 5.2 millones de personas viven en mala situación y 2.7 millones viven en ese estado de manera extrema, según revela el informe sobre Desarrollo Humano, que además sugiere mejoras en cuanto a la educación y la protección al medio ambiente.

La Coordinadora Residente de las Naciones Unidas y representante residente del PNUD en Bolivia, Yoriko Yasukawa, recomendó a las autoridades gubernamentales tomar el ejemplo de desarrollo humano de países de la región con la finalidad de mejorar los índices que se presentan en el mencionado documento.

Asimismo, sostiene que casi la cuarta parte de los niños y niñas no termina la primaria, la mitad no termina la secundaria y casi 14 mil mueren anualmente antes de cumplir un año.

翻訳 (2012年の国勢調査は携帯と健康保険の所持を質問)

Página Siete

http://www.paginasiete.bo/2011-12-14/Sociedad/Destacados/34soc01-141211.aspx

Censo 2012 consultará tenencia de celular y de seguro de salud

2012年の国勢調査は携帯と健康保険の所持を質問

Se incluyeron siete nuevas preguntas con relación a 2001
La propuesta censal consta de 62 preguntas; en 2001 fueron 55. El tiempo para empadronar será de 20 a 30 minutos por familia, según cálculos del INE.

empadronar 国勢調査を書く

2001年の時と比べ7つの新しい質問が含まれる
国勢調査は62の質問で構成されている:2001年は55。INEの計算によると、国勢調査に回答する時間は1家族につき20分から30分になる。

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2012年の人口と住宅の国勢調査票の質問には2001年のものから7つの新しい質問が含まれた物が使用される。調査されるのは、例えば、携帯を所持しているか、健康保険に参加しているか、などなど。

政府と国立統計院の関係者は新たな質問は必要ないとしたが、前回の調査を指揮したex-INEの代表のLuis Pereiraは7つの新たな質問を調査票に含めた。(翻訳に自信無し)

Pereira は昨日、政府関係者と共にPlazaホテルで開かれた2012年の国勢調査のワークショップに参加した。

Pereira によれば、新たな質問はより緻密で様々な分野の助けになる。:生年月日;身分証明の所持;RUN又はRIN;何らかの健康保険に入っているか;信仰宗教又は魂を信じるか;職場の場所;自信の最後の子供はまだ生きているか;携帯電話を所持しているか。

続きはご自身で。


En la boleta de preguntas que se empleará en el Censo de Población y Vivienda de 2012 se incluyó siete nuevas consultas con relación a la de 2001. Se indagará, por ejemplo, si la persona posee un teléfono celular y si cuenta con un seguro de salud, entre otros.

se empleará 使用される
la boleta 投票
Se indagará 調査する
posee 持つ

No obstante de que funcionarios de Gobierno y del Instituto Nacional de Estadística (INE) no precisaron qué nuevas consultas se harán, el ex director del INE Luis Pereira, quien dirigió el proceso censal de 2001, observó siete nuevas preguntas en la propuesta de boleta.

funcionarios de Gobierno 政府関係者
No obstante ~にもかかわらず、~しかしながら
precisaron 指摘した

Pereira participó ayer del taller La ruta del Censo 2012, realizado en el hotel Plaza, con representantes del Gobierno y de varias organizaciones.

De acuerdo con Pereira, las nuevas preguntas son más precisas y consultan sobre diferentes ámbitos: cuál es la fecha de su nacimiento; si tiene cédula de identidad, RUN o RIN; si está registrado en algún seguro de salud; cuál es su religión o creencia espiritual; en qué municipio se encuentra el establecimiento donde trabaja; si su último hijo nacido sigue vivo, y si dispone de un teléfono celular.

cédula ドキュメントの


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Asimismo, explicó que algunas preguntas se disgregaron de otras que se hicieron en 2001, a fin de contar con más precisión en la información que se desea obtener. Así, por ejemplo, la consulta sobre migración no era muy precisa en el anterior proceso censal y ahora se la plantea de manera específica.

El responsable de cartografía del INE, Eduardo Aguirre, dijo que el Censo 2012 contabilizará el número de emigrantes bolivianos y los países en los que actualmente viven.

“El acápite de la emigración internacional se está incluyendo en las preguntas; no tenían cabida en el anterior censo (2001). Antes había migraciones internas, pero no externas como las hay ahora y esto se está tratando de medir”, dijo Aguirre a ABI.

Bolivia no dispone de estadísticas confiables que permitan dimensionar la magnitud de la emigración, aunque se calcula que unos dos millones de bolivianos viven fuera del país, principalmente en Argentina, España, Estados Unidos y Brasil.

La propuesta de boleta censal presentada ayer tiene 62 preguntas, las cuales están en proceso de socialización para ser mejoradas, por lo cual el número de éstas podría variar. En el Censo de 2001 se tenía 55 consultas, precisó el ex director del INE.

El INE organizó un cronograma de talleres a escala nacional para socializar y concertar las preguntas que incluirá la boleta del nuevo proceso censal, que se prevé realizar en el segundo semestre del próximo año.

De acuerdo con Aguirre, 217 mil personas trabajarán como empadronadores en el Censo 2012. Entre ellos estarán estudiantes de último año de secundaria de todos los colegios de Bolivia. Se estima que el tiempo de consulta por familia será de entre 20 a 30 minutos, y cada uno de los encuestadores deberá visitar 18 viviendas.

2011年12月3日土曜日

安全対策連絡協議会で大暴れ(でもないか)

安全対策連絡協議会というものがあります。年に2回。
80カ国、全ての国で共通なのかはわかりません。

この協議会はボランティア、調整員、専門家など、JICAに関連して
やってきている全ての人が出席を義務付けられています。

国土の広いボリビアでは、隊員同士が集う絶好の機会であり、
同時に分科会や隊員総会なども行われます。

協議会は、主に犯罪について取り扱われるため、とても緊張感のある
雰囲気の中で進められます。

ボリビアでは毎年何人かが犯罪被害に遭います。そのため、いつも
実例を持って注意喚起が行われます。ボリビアで多いのは窃盗被害。
お金以外の目的で行われる犯罪はあまり多くありません。

通常ならば、JICA事務所が用意したプログラムを3時間ほどかけて行い、
参加者は話を聞いて終わりなのですが、今回ボリビア全土で噂となっていた
今年はじめに起きた事件について、見解を聞いてみました。

事前に質問する内容を伝えていたので、答えは用意していただいていたみたいで、
「規定に沿った対応をしており、改正する必要は全く無く、
同じような事件が起こったとしても、同様の対応をする」との事でした。

途中に、「犯罪があった、という事を誰が決めるんですかね?」という
所長の言葉には少し落胆させられました。これは、加害者と被害者の言い分が
異なる場合に、その真実を求めるのは難しく、被害者だけの言葉を聴いて、
処分を行うわけには行かない、という事なのだと思います。
ただ、これは同時に、JICA内だけで問題を話し合った場合、
「加害者が否認すれば、犯罪は無かった事、またはグレーのまま終わり、
それ以上は何もしませんよ」と同義になるからです。

そして、白か黒かはっきりさせるには、地元の警察を呼び、地元で裁判を
行う必要があるという事になります。そうすれば、「犯罪があった」かどうか
決めてくれる人がいるでしょうから。

将来、調整員に応募する事も考えているのですが、本来の隊員に対する
活動のサポートよりも、倫理に関する問題の対応が一番難しいのかもしれません。