2011年10月16日日曜日

GUERRA DE DANZAS BOLIVIANAS (ラパスで踊りの大会3)

大会から3週間、やっと書く気になった。

準決勝にコマを進めた我々は、大会に向けて毎日練習して望んだ。
その結果は散々なものだった。評価は軒並み低く、40点満点中18点。
他のチームが30-32点を獲得しているのを見る限り、我々のパフォーマンスは
余りにも酷いものだったということだ。

スペイン語がまだまだ弱いせいで、マイク越しに我々にコメントしている
批評家たちの言葉が聞き取れない。後から教えてもらった内容では、
散々にこき下ろしていたらしい。そして、チームの皆に堪えたコメントは
ある批評家が私に助言したこの言葉。

「Recomendo que cambie la fraternidad.」
「他のチームへ移籍する事を助言するわ」

当然、私は移籍することなど無いが、あるメンバーは本気か冗談かわからない
口調で、「チーム変わるの?」などと聞いてきた。

自分には何がそこまで評価を下げたのかがかわからない。踊りの経験が足りない。
スペイン語がわからない。TINKUを理解しきれていない。わからないから余計
虚しさと悔しさが込み上げてくる。

今回の大会はあっけなく終わってしまったが、またもっと小さな大会や
イベントの見世物としてどこかで踊る事もあるようだ。これからも少しずつ
TINKUを自分の中に溶け込ませていきたい。

ちなみに、TINKUとは現地語で「出会い」という意味。
私にとってTINKUとの出会いは忘れられないものとなっている。

(今回は動画を撮ってくれる人がいなかったので動画はありません。)

0 件のコメント:

コメントを投稿