2011年11月5日土曜日

オーストリア人行方不明事件の真相

ラパスでは時々、外国人が事件に遭います。バックパッカーがとても多いので、
明るみに出ない事件もあるんじゃないかと。

今回、30歳のオーストリア人の足取りが掴めず、何かの事件に巻き込まれたか、
誘拐・拉致・殺害されたのではないかと、噂され始めていた。

このオーストリア人は9月18日にペルーからボリビアにバスで入国、19日に銀行から
お金を下ろしたところまで確認されていた。その後の足取りがプッツリと途絶えてしまい、
10月22日の新聞でニュースとなった。

10月22日の新聞 (オーストリア人旅行者が行方不明・足取りつかめず)
Un turista austriaco desapareció en Bolivia y no hay rastros de él
10月26日の新聞 (行方不明のオーストラリア人の両親がボリビアへ)
Los padres del austriaco que desapareció vendrán a Bolivia
10月27日の新聞 (不明の旅行者は行進には参加していなかった)
Turista perdido no estuvo en la marcha, dice el consulado
10月28日の新聞 (消えた旅行者は死亡者リストにもいない)
Turista desaparecido no está en ninguna lista de cadáveres
11月1日の新聞 (オーストリア人旅行者は生きていた。消えたのは愛を見つけたため。。。)
El turista austriaco está vivo, se perdió porque encontró el amor...
11月2日の新聞 (「息子は死んだものだと考えていた」)
“Pensamos que nuestro hijo Elmar estaba muerto”

このオーストリア人、1ヶ月以上も行方不明だったのだが、実はブラジル人女性と
恋に落ちて、両親との連絡を取るのも忘れてブラジルへ移動したそう。
陸路にてパンド県からブラジルに入り、その後ちゃっかりとオーストリアに帰ったそう。
お兄さんがラパスへと息子を探しに来た両親に連絡を入れ、真相が明らかになったとの事。

んー、なんとも間抜けなお話。事実は小説よりも奇なり。
ブラジル人女性との恋がどうなったのか気になるところ。

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