Día de Muertosは日本のお盆に当たる行事。死者の霊が帰ってきます。
死者の日(wikipedia)
去年は町で一番大きな墓地へ行き、その雰囲気を味わってきましたが、
今年は最近私をイベントによく呼んでくれるボリビアの家族と共に過ごした。
彼らが言うには、このイベントはオルロが一番盛り上がり、ラパスやポトシでも
同じ習慣があるとの事。そして、サンタクルスやコチャバンバやタリハでは
この行事はやっていないそう。
家族の誰かが亡くなると、3年間、この日に親戚を集めて故人を思い出すそう。
最初の2年間は音楽は無く静かに、みんなで雑談をするだけのようだが、
3年目はガンガンに音楽をかけて、踊りまくってお祭り騒ぎをするらしい。
4年目からは何もしないそう。
私が懇意にしている家族の親族に去年亡くなった人がいて、今年は2回目の
死者の日を迎えていた。親戚がたくさん集まってくる。いっぱい自己紹介を
されるのだが、名前と親族の関係図はどうしても1度では覚えられない。
ボリビアは基本的に大ファミリー。
今の日本では仕出し屋があるので通常1食3000円から5000円の料理を注文して、
来てくれた親戚に振舞うのだろうが、ここにはそんなサービスは無く、
親戚の女性が集まって役割分担しながら料理をつくる。昭和初期の日本も、
たぶんそれが普通だったのではないかと思う。今は、見栄えの事もあるし、
仕出しの方が楽で安心できる。
こういうイベントではお酒がつきもの。今回もまた自分の限界にチャレンジする事に。
祭壇?死者を迎える飾り
主にパンで飾りつけ。それぞれのパンには意味があるそう。
法律に反しているのか、いないのか、94%のアルコール。日本でも買えるのかな?
上のアルコールをシナモンのお茶で割った飲み物。カイマンと呼ぶそう。
飲むサイズはこのサイズ。悪酔いするらしい。(じゃぁ、飲むなよって。)
キッチン。これは前夜で羊肉で何か作ってる様子。
名称は忘れた。パスタ、ジャガイモ、羊肉!
親戚。左のおばちゃんかわいい。
この国で、親戚の集まりがある時、赤ちゃんを見ないことは無い。
ボリビア人の赤ちゃんは無条件にかわいい。めっちゃかわいい。
ある種の防御本能なんだろうかというぐらいかわいい。
当日、お昼を作ってる様子。
お米をまず炒めて、にんにく混ぜて、ニンジン混ぜて、そして炊く。
お肉は骨の部分を斧で砕く!ちなみにリャマ肉
まるで大工さんのように!
料理作りながらでもビールを飲む!ほぼみんなお酒を飲む。
肉上がりました~
調理場の外では椅子を円状に並べて雑談。
結構スペイン語がんばってるんだけど、未だにちょっとしかしゃべれないと紹介される。まぁ、そうなんだけど。。。
この日は見ていただけでも、2ケースが消えた。よく飲むわ。
イベント後は飾ったパンやその他もろもろを全て来てくれた人に配っていく。
お願いしたらエケコ人形の顔をしたパンをくれた。
他にもチョリータのパンがあったりと、面白い。
コカも配られた。こちらの人は噛むのよね。食べ方に馴染めない。
みなさん普通に食べます。飲み込んじゃいけないらしいので後で吐き出す。
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