2011年11月3日木曜日

女友達は明らかに存在する、ボリビア

日本でほとんど女友達がいませんでした。

今はどうか知らないが、私が育ってきた日本では明らかに異性の友達というのは
あまり存在しないものだった。なんというか、付き合いってものは当然あるのだが、
友情が芽生えるような事は無いものだった。自分の悩みを聞いてもらってアドバイスを
してもらったり、面倒な頼みごとをお願いしたり、おもいっきりの気晴らしに遊びに行ったり、
そういったのは男友達とだけしかして来なかった。普段からつるむのも男ばかり。
女性は特別な日にしか登場しない。

ボリビアでは友達というカテゴリーに男女という区別は存在しない。存在していても、
社会的に大きな区別とはなっていない。なんというか、ボリビア人のグループに
入り始めてから感じるのは、男と女の接し方に違いがあまり無いというところ。
まるで、大学のサークル(想像)のように皆平等に接している。まぁ、男同士で
挨拶のベソをすることは無いので、習慣的にも違いはあるのだが。。。

年をとると、異性の友達というのは、更に遠い存在になりそうだが、
この国ではそういうこともない。彼氏ができようが、夫ができようが、
その前と変わらない。何も変わらない。それがボリビア。

育ってきた環境と違う場所に住むには、自分の中にある色々なものを壊すことになる。
そして、新しい出来事を取り込んで、また形あるものにする。
それは成長とも退化とも取れる行動で、楽しくもあったり、苦しくもあったりする。

何が面白いか、人それぞれ。
今のこの環境は、最高に面白いと、私は感じている。

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