2011年5月20日金曜日

スペイン語で簡単なスピーチ

青年海外協力隊の隊員として派遣されていれば、数多く出くわすのが
職場でのスピーチだと思う。日本人は珍しいから、よく一言を求められる。
最初の1年は上手くしゃべれないからと逃げることもでき、
周りもわかってくれるが、1年を過ぎればもう言い訳は通用しない。

「もともと口下手」なんて言い訳できないし、簡単でも何か喋らないと
正直あまりいい未来は待っていない。

人前で話す機会ってのは、日本ではほとんど無いのだが、ここボリビアでは
誰かの誕生日の日は皆で仕事を中断して祝うのでそういった環境がすぐ整う。
重要なポジションであればあるほど、人は多くなり、一言を言う人も多くなる。

今日はJulioの誕生日だった。正確には日曜だそうだが。誕生日は午後が
お休みになるという特権があるのも面白い。10時ぐらいからサルテーニャを
食べ始め、10時半に歌やスピーチ。そして解散。これまで何度か誕生日の
お祝いの一言を求められたことがあったが、日本語でごまかして逃げた。
でも、今回はスペイン語で話した。通常、「泣かせるか笑わせるか」
こちらの人は短い言葉で本当にうまくまとめるのだが、
日本人から一言と振られた今日の私のスピーチは30点の出来でした。
オチもなく、ただ喋っただけ。

職場には20人近く人がいて、これから更に一言を求められることが
多くなるだろうと思う。元々慣れていない習慣だから、練習しておかないと
突然振られた時に対応できないので、これから少しずつこういった
場面で使える言葉を蓄えておこうと思う。

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