2011年5月23日月曜日

ペルーとの国境封鎖

ペルーで社会闘争が続いている。選挙が近いからだろうか。

ボリビアは海を持たない。たくさんの輸出商品はペルーかチリを経由して
海外へ送られる。チリに領土を一部返してもらおうと交渉を続けているが、
うまくいきそうな雰囲気はない。

現在、ボリビアからペルーに出るための国境に、トラックが500台以上列を
作っている。もう2週間も通行止めが解かれない状態が続いている。
可能であれば、チリの港へ行先を変更するのであろうが、ほとんどの
ドライバーたちは国境封鎖が解かれるのを待っている。

自分で自分たちの経済にダメージを与えるような、このような行動は
日本では考えられない。ボリビアでは一般市民が道路封鎖をして政府に
訴えを起こすのは通常行動としてよく見られる。そうなると旅行者は足止め、
場所によっては仕事にならない。そして、それはペルーでも変わらないようだ。

こういった人の手によって起こされる不測の事態がビジネスの不確実性を生み、
発展を妨げる大きな原因となっている。

2 件のコメント:

  1. フーリット2011年5月24日 7:58

    これってフランスでもたまに起こるよね・・・。
    外環状をトラックが封鎖とか・・・。
    バングラデシュでもこの前出張してたらあったわ。
    タイでも・・・あるよね・・・。
    あ~日本て平和・・・。

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  2. をー、おひさー。

    ふ、フランスですか。ってことは後進国の問題というよりは、国の制度とか、国民の考え方とかそういうところなんだろうかね。

    バングラ出張ってえらい国際的やね。タイ以外に工場作ってるの?衣服業界の生き残り競争は激しいね。

    そういやバングラってたくさん協力隊行ってるんよねー。

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