2011年8月6日土曜日

死への価値観、日常と非現実 (ボリビアで誕生する命)

「明日死んだら」私はよく意識する。そして明日死んでもいい生き方を意識する。

日本人の平均寿命はとても長い。20歳ぐらいまではあまり葬式に出ることも
ないだろう。少なくとも私はそうだった。死に別れる人はほとんどが70歳以上。
若い自分と死がつながる事を意識する機会は少ない。日本ではそんな事を考えるより、
どうやってもっと効率良く仕事をするか、お金を稼ぐかそんな事で頭はいっぱいだ。

ボリビアでは死への距離は、日本のそれよりも圧倒的に近い。

ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/ボリビア
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ユニセフの発表によると、5歳以下で死亡する子供の比率は77/1,000。1歳以下で死亡する子供の比率は60/1,000。 平均寿命は女性64歳、男性61歳、合計63歳。
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子供は死にやすい存在なのだと目に見えてわかる。そして更に未だ、
出産へのリスクは高く、妊産婦の死亡率は高い。この国の現実。

同じボリビアのサンフアンという地に協力隊がいる。彼が書いたブログの
エントリーに、ボリビアでの死へ価値観について語られている。
旅をする木 "el viaje del madero flotante"

ぜひ一度ご一読ください。

2 件のコメント:

  1. のんじろう2011年8月7日 1:33

    死生観・・・気になりますね
    バヌアツは 住民が自分の歳すら知らないし、明日のことなど興味ない、というほどのんびりしている姿に驚きます。
    死ぬことは怖くないんだろうか・・・そんなことはないだろうけど、日本人程、老いを悪いものと思ってないみたいだし、終わりに思いを馳せることも多くはないのかな、と

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  2. のんちゃんー、元気?
    ゴキブリには慣れた-???

    日本は死に対する感情が他の国とはずい分と違う気がするね。
    そして、仕事に対する姿勢、家族に対する愛情、
    外国に暮らしてみるといろいろな事を感じられて、
    自分も含め、人ってどれほど狭い中で生きているのだろうと思うよね。

    年齢。。。 社会的ルールが無ければ、年齢なんてそれほど重要なものではないのかもしれないね。

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