ボランティア事業を展開している青年海外協力隊。
毎年たくさんの税金が注ぎ込まれている。
昔は手書きで報告書を提出したのだろうが、時代が変わって
今はインターネットから投稿するようになった。IT化の流れにより、
より隊員の管理等、便利になった事もたくさんあるのではないかと思う。
青年海外協力隊の隊員が世界中に散らばって、いったいどんな事をして
その国の役にたっているのか、ほとんどの人は知らないだろうと思う。
雑誌を出版し広報に勤めているようだが、ほんの一握りの選ばれた人しか、
出てくることはない。
これだけインターネットが普及し、情報の共有化が簡単になったのだから、
JICAは隊員の活動をもう少し透明化してはどうかと思う。何か提案すると、
すぐ「予算が」と言って取り合ってくれないが、やり方によっては
それほどお金がかかるわけではない。(大企業にコンサルとシステム構築を
依頼しているだろうから、ちょっとした仕様追加でもとんでもない
金額を請求されるのかもしれないが)
具体的には、まず全ての隊員が今現在何を行っているのか、数行で書いたものを
リスト化してWEBに載せてはどうだろうかと思う。難しく書く必要は無く、
調整員が月1度、隊員から何をしているか聞いて載せる。調整員の仕事が
増えるだろうが、それほど大変な作業だとは思わない。むしろ、そういった事を
書くことで隊員もビジョンができやすく、身も引き締まるのではないか。
またタイムリーに事象を扱うことで、協力隊事業に興味のある人はより
身近に感じる事ができるだろう。
そして、全体を通してみる事ができれば、協力隊の活動はどういった
トレンドがあるのか、各国によって求められるものが変わるのかなど、
面白い発見ができるかもしれない。
ちなみにこれまで、派遣が決まった隊員全員に対してOBになっても使える
メールアドレスを発行してはどうかと提案したことがあるが、答えはNO。
協力隊員が国を超えて横つながりで活動のコミュニケーションができるように、
そして、それを自分の活動に生かせるように、隊員のSNSを作ってはどうかと
提案した事もあったが、NO。
きっと何を提案しても、ダメだろうなという、閉塞感が漂う。
テクノロジーを使えばもっといろいろできるのにね。
0 件のコメント:
コメントを投稿