2012年1月2日月曜日

青年海外協力隊事業への提案

ボランティア事業を展開している青年海外協力隊。
毎年たくさんの税金が注ぎ込まれている。

昔は手書きで報告書を提出したのだろうが、時代が変わって
今はインターネットから投稿するようになった。IT化の流れにより、
より隊員の管理等、便利になった事もたくさんあるのではないかと思う。

青年海外協力隊の隊員が世界中に散らばって、いったいどんな事をして
その国の役にたっているのか、ほとんどの人は知らないだろうと思う。
雑誌を出版し広報に勤めているようだが、ほんの一握りの選ばれた人しか、
出てくることはない。

これだけインターネットが普及し、情報の共有化が簡単になったのだから、
JICAは隊員の活動をもう少し透明化してはどうかと思う。何か提案すると、
すぐ「予算が」と言って取り合ってくれないが、やり方によっては
それほどお金がかかるわけではない。(大企業にコンサルとシステム構築を
依頼しているだろうから、ちょっとした仕様追加でもとんでもない
金額を請求されるのかもしれないが)

具体的には、まず全ての隊員が今現在何を行っているのか、数行で書いたものを
リスト化してWEBに載せてはどうだろうかと思う。難しく書く必要は無く、
調整員が月1度、隊員から何をしているか聞いて載せる。調整員の仕事が
増えるだろうが、それほど大変な作業だとは思わない。むしろ、そういった事を
書くことで隊員もビジョンができやすく、身も引き締まるのではないか。
またタイムリーに事象を扱うことで、協力隊事業に興味のある人はより
身近に感じる事ができるだろう。

そして、全体を通してみる事ができれば、協力隊の活動はどういった
トレンドがあるのか、各国によって求められるものが変わるのかなど、
面白い発見ができるかもしれない。

ちなみにこれまで、派遣が決まった隊員全員に対してOBになっても使える
メールアドレスを発行してはどうかと提案したことがあるが、答えはNO。

協力隊員が国を超えて横つながりで活動のコミュニケーションができるように、
そして、それを自分の活動に生かせるように、隊員のSNSを作ってはどうかと
提案した事もあったが、NO。

きっと何を提案しても、ダメだろうなという、閉塞感が漂う。
テクノロジーを使えばもっといろいろできるのにね。

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