コチャバンバでチャリティー日本祭を行うというので手伝いに行ってきた。
突然の参加だったので、あまり何をするのかは知らなかったのだが、
行ってみると、かなり大掛かりなものだった。
現地では有名な、藤井先生という音楽学校で講師をされている方が
会場の提供や様々な取りまとめをしてくださっており、その学校の
生徒たちによる音楽祭と合わせて日本文化紹介を我々ボランティアが
行うような感じで進められた。
音楽学校の教室に、生花、習字、着付け、震災などのコーナーが設けられ、
それぞれで何らかのイベントを行い、募金を募った。例えば、私が
手伝わせてもらった習字のコーナーでは、ボリビア人相手に漢字で
名前を考え、それを書いてあげるというもの。
「アレハンドロ」なら「亜礼半努露」みたいに。
音楽学校の生徒によるリサイタルも素晴らしく、学校の前にある協会に
本格的なステージを設け、朝から夕方まで絶え間なく訪れる観客を
楽しませていた。
イベントの締めでは、日本人ボランティアがステージに並び
生徒と一緒に「翼をください」を歌い、感動のフィナーレを飾った。
地元の新聞によると会場には1万人以上が訪れたらしく、
朝から続いた異常な込み具合と行列に納得した。
多分、このチャリティーコンサートの事や、ボリビアのコチャバンバから
寄付が送られたことは日本の新聞では報道されないだろうから、
私はこの事をこの場で伝えたい。
藤井先生とJICAボランティアの皆様、またこのチャリティーを
手伝ってくださった皆様、ありがとうございました。
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