2010年6月9日水曜日

ボリビアでの金銭感覚2

ボリビアの通貨単位はボリビアーノといい、1ドルが約7ボリビアーノになります。
対ドルとの価値はほぼ固定されていて、もう何年もこの状態が続いています。
ボリビアでドル紙幣の価値は高く、いろいろな場所でドル払いができます。
たとえばケタルというスーパーではどこでもドル払いOK。1ドル7ボリビアーノで
計算してくれ、おつりをボリビアーノでくれます。他にはクレジットカード払いが
できるようなレストランはだいたいドル払いできます。そして、むしろドルの方が
お得に買い物ができるのはPC関連の機器。これらは表示価格が
ドルで書かれている事が多く、ボリビアーノで支払うときは若干悪い
レート(6.9とか)でドル計算されることがあります。

あと、ドルを受け付けないような場所でも小さなお店でも、人によっては
ドルを受け取ってくれます。

ラパスでは普段私が使う公共の交通機関にバス、ミニバス、タクシー
があります。バスは1度乗ると1ボリビアーノ。ミニバスは1.5ボリビアーノ、
タクシーは交渉制ですが大体市内移動で7ボリビアーノから10ボリビアーノ
が相場です。タイに旅行に行ったときにも思ったのですが、やはり
公共の交通機関というのは現地に合った値段設定になって
いますね。タイでバンコクからアユタヤ(約100km)に行った時、
地元の人と同じ列車に乗ったら60円でした。こういった値段設定
なので、地元の人はこれらの交通機関をよく使います。

これまで利用した施設にフットサルコートがあります。5階建ての
一番上の階にあり、ちょっとした観客席と板張りのコート、
ゴールが両端に1つずつ置いてあります。若干中心街からは遠く、
歩いて40分(の上り)、車で10分ぐらいの距離です。
日本と比べると徳島なら1時間5000円、東京なら15000円
ぐらいしそうな施設ですが、こちらでは60ボリビアーノでした。

日本と比べて高いものも沢山あります。私が買った中の物で言えば
モニターです。24インチのサムソンのモニターが330ドルしました。
日本で同じ程度の物を買うとしたら2万2000円ぐらいです。
PC関連パーツは少し昔の物がその時の値段で売ってる感じです。
だから少し損した気分になります。
新しい物は置いてなく、例えば日本でi7が主流の時にこちらでは
i3、ビデオカードメモリ1Gが主流の時に256Mや512Mと、
新しいのは直接アメリカから輸入するしかないようです。
そういや、SSDをまだこちらで見たこと無いです。

こうして、金銭価値がまったく違う場所で生活をすると、金銭感覚
というのは今置かれている状況から生まれるのだなというのを
より深く実感できるようです。

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